○政府委員(等々力達君) 今回の出資といたしましては、新しく異業種にわたる会社が新しい研究会社をつくるところに出資をする、そういう考え方で運営するようにしております。
○政府委員(等々力達君) たくさん御質問の内容がありましたので、順次お答えしたいと思います。 役員の人選の件につきましては、広く適材を求めた結果ということでございまして、会長、理事長及び監事につきましては、センターの適切な運営を図る観点から、通産大臣が広く適材を求めた結果指名したものでございます。そのほかの役員につきましては、センターの会長が適材として人選した者につきまして、通産大臣としてセンター
○政府委員(等々力達君) 通商産業省では、現在九つの研究所が筑波にございます。五十四年に移転いたしまして既に六年経過するわけでございますが、私ども二千人の研究者を有しております。 現在までに二人の研究者が自殺をしております。原因につきましては、なかなか難しい調査でございますが、いずれも病気を苦にした自殺というふうに調査の結果なっております。 私ども、従来から研究者といいますか、あるいは職員の健康管理
○等々力政府委員 コンピューターの用紙の点についてお答え申し上げます。 現在コンピューターのプリンターに用いられている用紙は国際規格をもとにいたしまして、これに国内の使用実態も考慮いたしまして、現在日本工業規格、普通に申しますJISでもって統一化を図っております。プリンターの用紙のサイズとそれから一般の用紙のサイズというのは日本でも違いますけれども、国外でもやはり違うという状況でございます。それで
○政府委員(等々力達君) ただいま工業技術院では、半導体を含みます先端技術産業の環境への影響に関する調査を実施しております。この調査結果を踏まえて行政の方でこれを参考にしていただくということでございますが、この対象とする先端技術産業の内容といたしましては、半導体、それから高機能性高分子材料、ファインセラミックス及び新金属材料、主な四つの業種でございます。 この調査内容といたしましては、まず第一に、
○政府委員(等々力達君) 昭和六十一年度サンシャイン計画及びムーンライト計画関連の予算案を資料4に基づいて御説明いたします。 資料4の一ページ目の上の総括表をごらんいただきますと、昭和六十一年度のサンシャイン計画関連予算案は、一般会計が二十三億八千万円、特別会計が四百五億八千万円、合計で四百二十九億六千万円と、前年度比一・九%城となっております。また、ムーンライト計画関連予算案は、一般会計十億三千万円
○等々カ政府委員 通産省はムーンライト計画、これは省エネルギー技術研究開発計画でございますが、この中の一環といたしまして三つのタイプの燃料電池の研究開発を推進しております。燐酸型、溶融炭酸塩型、それから固体電解質型の三つでございます。この原理は、水を電気分解いたしますと水素と酸素が発生するわけでございますが、これをちょうど逆に働かせるというような形でございますが、燃料として水素と酸素、そういうものを
○等々力政府委員 経済性の問題につきましては、今後の技術開発といいますか技術進歩によりますコストダウン、それから今後の原油価格の動向、そういうようなかなり複雑な要素というか不確定な要素がたくさんございまして、定量的に精度の高い予測をすることは甚だ困難であると私ども思っておりますが、関係の委員会その他で試算いたしました結果によりますと、ただいま先生御指摘のように二〇〇〇年ころには何とか原油とコンパラブル
○等々力政府委員 初めに、褐炭の液化技術の開発でございますが、これは御承知のように、従来余り利用されていない、放置されておりますオーストラリアの非常に莫大な量の褐炭を対象といたしておりますが、これを経済的に輸送可能で、しかも石油代替利用が可能な液体燃料に転換するための技術を開発しようというねらいがあるわけでございます。 五十六年度から現地に一日当たり五十トンの規模の褐炭を処理する実験プラントの建設
○政府委員(等々力達君) ただいま委員の方から御指摘がありましたように、研究費の国による負担、これは大変日本が少ないという現状でございます。それで、通産省といたしましては、国の研究開発費、こういうものを重点的にふやすということを考えておりまして、昭和六十年度におきましては前年度比一二%増ということで約千九百億円の予算を計上いたしております。この関係によりまして、国の研究機関の充実強化というようなことも
○政府委員(等々力達君) ただいま先生から御指摘ございましたように、予算それから定員、これ工業技術院の研究所についてでございますが、この数年来の大変厳しい財政状態のもとで減少の傾向にあるわけでございます。そういうことで、今御指摘のように人員の重点的な配備とか、あるいは予算の効率的な運用、そういうことで努力をして、カバーしておるわけでございます。 今年度につきましては、マイナスシーリング、依然と続いておるわけでございますが
○等々力政府委員 ただいま先生から御指摘ございましたように、研究テーマとして候補に挙がっておるものは大変多いわけでございます。現在開発中のテーマ、これはかなり技術的になりますが申し上げますと、六十年度は免疫学的ながん診断装置等医療機器四テーマ、それから盲人用読書器等福祉機器四テーマ五機器を開発中でございます。このうち免疫学的がん診断装置というのは六十年度から新たに開発に着手しております。 具体的にもうちょっと
○等々力政府委員 この制度は、高度な福祉社会の実現を図るという観点から、医療及び福祉の分野におきまして緊急に開発が要請されているもののうち、リスクが大きいというような理由で民間において独自に開発することが困難な機器を国が先導的な役割を果たしつつ開発するということを目的といたしております。 ただいま先生からお話がありましたように、五十一年度に発足したものでございまして、通産省が開発能力のある機関に研究開発
○等々力政府委員 情報、特にコンピューターの開発については通産省が昭和三十八年、もっと古くからやっておりまして、現在スーパーコンピューターの開発は科学技術庁の方ではおやりになっていないと思います。
○等々力政府委員 最初のスーパーコンピューターの方は工業技術院が最初からやっております。このプロジェクトは五十六年からスタートしてやっております。最初から関与しております。
○等々力政府委員 大型工業技術開発制度の中でスーパーコンピューターの開発を工業技術院でやっております。スーパーコンピューターというのは、普通のコンピューターといいますか一般に使われているコンピューターよりも科学技術計算を速くするコンピューターというのをスーパーコンピューターというふうに呼んでおりまして、現在でもそういうコンピューターは存在しております。しかし、現在やっておるものよりかもっとスピードを
○政府委員(等々力達君) 昭和六十年度サンシャイン計画及びムーンライト計画予算案を補足的に説明さしていただきます。 資料4の一ページの上の総括表をごらんいただきますと、昭和六十年度サンシャイン計画予算案は一般会計三十億二千万円、特別会計四百七億五千万円、合計では約四百三十七億八千万円と、前年度比一〇%増となっております。また、ムーンライト計画予算案は一般会計約十三億九千万円、特別会計九十七億六千万円
○等々力政府委員 ただいま御指摘ございましたように、基礎研究の分野あるいは応用研究の分野で米国が世界で断然一番であるという御意見のとおりの実情だと思います。非常に大きな開きがございます。それじゃどうやってそういう分野における力を日本がこれからつけていかなければならないかという点でございますけれども、これは研究費ばかりではなくて研究を行う人の能力あるいは人数、そういうようなものも全部影響してまいります
○等々力政府委員 通産省の工業技術院では、スノースパイクタイヤによる粉じん公害の防止に貢献するために、昭和五十九年度から四年計画で低公害化の技術の研究を進めているところでございます。その内容は、形状記憶合金という、これはある一定温度になりますと特別の形状を保つ、そういう材料でございますが、こういう材料を使いまして凍結路面上においてだけスパイクピンが出てくる、そういうような低公害性のスパイクタイヤの研究開発